日時:令和5年4月9日(日)
会場:KKRホテル大阪
参加者:140名
4月9日、第36回河内野同人会総会がKKRホテル大阪にて140名の参加のもと開催されました。コロナは落ち着いて来たとは言え、マスク着用のまま皆様は久しぶりの再会の笑顔を交わしておられました。
第1部総会は、村上凱夫氏の司会のもと、丸尾義男同人会副会長の開会の言葉に始まり、出水青陵同人会会長、立村霜衣名誉主宰、山下幸典主宰代行のご挨拶を賜った後、議事に入りました。
令和4年度会計報告、会計監査報告、同人会役員改定等、拍手の内に承認されました。 続いて新同人の紹介、遠来者の紹介が壇上にて行われました。
さて、いよいよ第7回河内野賞の発表となり、準賞に、鳥居小和子氏、長澤亮子氏、そして河内野賞に私の句が高らかに披講され、続く4選者の特選句とともに表彰されました。
第2部、懇親会は尾鷲から参加の、若林柾矢氏の三味線、みんなで東京音頭の合唱、カラオケ、抽選会と楽しい時間が流れました。
いつものように河内音頭が会場を賑わし、星影のワルツの大きな輪が出来、皆様の生き生きとした笑顔が素敵で、胸が一杯になり嬉しくて涙ぐんでしまいました。
思えば、身体が不調で長い間句会を休んでいた時、主宰は年賀状に「いつも句会は待っているのです。俳句は死ぬまで…これが私の主張です」と書き添えてくださいました。この言葉を励みに、今年一月から出席できるようになりました。俳句を習っていて良かった。そして素晴らしい賞を頂きました。体中の血液がその喜びをぐるぐる運んでくれました。今度は私が主宰のご快復を祈るばかりです。
吉本 節子 記(河内野誌7月号より)
第7回河内野賞
抱きし子のはや入園の朝迎ふ 吉本節子
準賞
ショベルカーの咥へ損ぬる春の泥 鳥居小和子
準賞
野遊の心ほどける日の匂ひ 長澤亮子