善良寺萩まつり
日 時：５年９月１７日（日）
吟行地：善良寺（萩を愛でる会）
句会場：龍華コミュニティセンター３階
投句締切：１２時半 ５句投句
参加者：４９名
FMちゃおの取材が入りました。
当日は一日、地元メディアの「FMちゃお」が取材に来られました。
放送は、周波数７９.２MHz FMちゃおの「情報プラザやお」
R5年10月30日午前7：30～、再放送15：00～、再放送22：00～
当日の特選句
吟行記
恒例の「萩を愛でる会」は9月17日、秋晴れに恵まれ、八尾の善良寺で萩まつりとして催され、早朝から誌友が集いました。
善良寺の大黒様は、毎年、河内野の私達が吟行に訪れる日の為に、寺苑の隅々まで手入れをされ迎えてくださいます。
千草の花々に魅了され、毎年咲き具合の違う萩の花も、また楽しみに参加させていただいております。
山門をくぐるとまず目を引くのが、どの木にも吊るされた短冊、水茎の匂うような美しい筆文字に魅入りました。今年は異常気象と言われ、猛暑続きだったせいか、萩の花は見頃とはならず、少し寂しい感じもしましたが、山下美典会長の句碑にかぶさる様だった萩叢が、すっきりと手入れされ句碑の全容があらわれ、句の白文字もはっきりと拝読する事が出来ました。「風生れ萩にはなやぎ生れたる」と。
境内には蓼の花、まだ元気な百日紅、紫式部の実、筆先ほどの曼珠沙華等、秋の草花が所狭しと咲き、目を楽しませてくれ、句材としても豊富な寺苑でありました。
林 玉美 記（河内野令和5年12月号より）