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アネモネ明日香吟行

明日香いにしえ散歩

飛鳥寺裏のコスモス田(写真:吉田紗湖)
飛鳥寺裏のコスモス田(写真:吉田紗湖)

コース

橿原神宮前駅(タクシー)→甘樫丘バス停(徒歩)→水落遺蹟→飛鳥坐神社→飛鳥寺・入鹿首塚→県立万葉文化館内カリオン(食事と句会)

飛鳥寺裏のコスモス(写真:黒田さち)
飛鳥寺裏のコスモス(写真:黒田さち)

 10月11日(水)不安定なお天気が続く週でしたが、この日は一日穏やかな吟行日和になりました。稲の稔りの時期に合わせての吟行は、やっぱり明日香。今回は明日香村飛鳥の水落遺蹟、飛鳥坐神社、飛鳥寺、入鹿首塚と、その周りの黄金色の稲田を絶えず視界に入れながらのホ句の旅となりました。

 見晴るかす平地の稲田も、時を忘れたような古びた家屋を転々と置き、稲渕に劣らぬ美しさ。コンバインで稲を刈る様子も見ることができたのもラッキーでした。

 昼食と句会場とさせて頂いたカリオンさんは、大きな窓から薄紅葉の景色の中に埋まるような感じのお店で、明日香野菜をふんだんに使ったエスニック風のお料理がとても美味しかったです。

 句作の時間を取り過ぎて、最後で時間が足りなくなり、急遽外のベンチで披講をする形になりましたが、これもアネモネならでは。

 帰りは万葉文化館からタクシーで橿原神宮前駅まで、四方に稔田を眺めての帰路となりました。(若林友子)

飛鳥大仏(写真:米澤悦子)
飛鳥大仏(写真:米澤悦子)
入鹿首塚と甘樫丘(写真:米澤悦子)
入鹿首塚と甘樫丘(写真:米澤悦子)

この景色が四方に(写真:藤本公子)
この景色が四方に(写真:藤本公子)
少し遅めの彼岸花も(写真:藤本公子)
少し遅めの彼岸花も(写真:藤本公子)