河内野歴代主宰の句碑を訪ね
毎月第一木曜午前9時半から開催の小春句会です。10月5日は句会終了後、都合のつく6名(メンバーは現在9名で来月から若き新人を迎える予定)でプチ吟行に行きました。
河内野4代主宰の句碑巡りをテーマにいざ出発。吟行先はいずれも発行所からほど近い場所にあります。
まずは裏参道から八尾神社、ここには第3代の舘野翔鶴主宰の句碑があります。句碑そばにある曼珠沙華なども見て表参道から次の目的地常光寺へ。ここには山下豊水初代主宰、山下美典第4代主宰の第2句碑があります。こちらでは住職に血天井や藤堂家の墓などについてご説明をいただき、この地の歴史についても学ぶことができました。続いては八尾天満宮で、第2代湯川潮風主宰の句碑を見学。最後は八尾御坊大信寺です。こちらには山下美典第4代主宰の第5句碑が其角句碑と背中合わせにあります。黒曜石の輝き未だ褪せず日に輝いていました。今回のプチ吟行はこれでゴールです。
其角忌吟行でおなじみの方も多いかと思いますが、河内野四代の句碑とこの地の歴史を探るこのコースはプチ吟行にも、ふらっと一人で歩いても句心を誘われるコースです。ぜひ皆さんもお出かけください。(吉井清子)